仕込み:30時間/調理:2時間
◆使用したメープル製品:メープルシロップ(アンバー)/メープルシュガー/メープルビネガー
<仔羊のコンソメ>
野菜類をスライスし、仔羊肉のミンチと鍋の中でよく混ぜ合わせる。別に40℃位に温めておいたコンソメオルディネールをその鍋に注ぎ、スパテラでゆっくり混ぜながら中火で沸かす。卵白が徐々に固まってきたらスパテラを外し、沸騰寸前に火を弱め、固まった卵白の中央に穴を開け、約1時間で澄んだ仔羊のコンソメを仕上げる。味が足りない場合は途中で塩を加え、専用のネルで漉し、上がり700ccの内500ccを鍋にとり400ccまで煮詰めコクを出し、味を整える。
<フレンチラムラックのノアゼット>
ラムラックの肉の芯の部分を包丁で脂の部分からそぐように外し、スジを取り除く。
<仔羊のコンフィ用ソミュール>
水に粗塩を溶かし込み細かく刻んだ野菜、ローリエ、タイムを加え、ラムラックのノワゼットを24時間漬け込む。
<仔羊のコンフィ>
24時間漬け込んだラムラックのノワゼットの水分をよく拭き取り、仔羊肉のコンフィ用材料とともに入れ真空パックにする。コンビオーブンを57℃、オーブン50%に設定し4時間火を通す。時間後すぐ氷水にとって冷ます。
<カポナータ>
クスクスは熱湯で戻しておく。野菜類を7mm角に切り、シトラスオリーブオイルでソテーする。白ワイン、メープルビネガー、メープルシロップ(アンバー)、レモングラスを加え、水分をよく取りながらソテーし、残りの材料を加え、味を整え冷ましておく。
<仔羊のコンフィオーモニエール仕立て>
冷ましておいたノワゼットのコンフィの表面をバーナーで炙り軽く焼き色をつけて、薄い短冊状切る。ラップの上にトレッセに組んで、レモングラス、ローリエを取り除いたカポナータ(30g)をのせてラップとともに包み込み、一時冷蔵庫で保存する。
<シフォンケーキ>
フレンチラムラック内側の上質脂と分量の薄力粉、タイムアシェをまな板の上で合わせ、包丁で叩きながらよく混ぜ合わせる。これをボウルに入れ卵黄と水を加え合わせ、メープルシュガーで立てたメレンゲを加えセルクルに流す。160℃のコンビオーブン(オーブン80%スチーム20%ファン弱)で13~15分で焼き上げる。途中(オーブンに入れて3~4分後)アシェにし、フライパンで焼いた飾り用ラムラックの脂をシフォンケーキ上部に振りかける。
<つけ合わせ>
黒オリーブはアシェにし、オーブンで乾燥させておく。プチトマト(赤・黄)は横1/2に切りドライトマトにする。蓮根と紅芯大根は薄くスライスし小麦粉をまぶし油で揚げる。ワイルドライスは予め水で戻したものをボイルする。ブロッコリーもボイル。銀杏は素揚げにし、皮を剥く。茄子は1/10に縦切り後素揚げにし、分量外の仔羊のコンソメで軽く煮ておく。
<盛り付け>
55℃に設定したスチームコンベクションに仔羊のオーモニエールをラップのまま入れ、約15分で温める。皿の縁に蓮根、ブロッコリー、銀杏、紅芯大根、フリーズドライカボチャと玉ねぎを飾る。中央に茄子を輪状におき、中にワイルドライスを入れる。その上に温めておいた仔羊のオーモニエールをのせ、分量外のラムラックの溶かした脂をハケで塗る。その上にドライトマト」(赤・黄)レモングラス、タイムと飾り、皿のまわりに黒オリーブのアッシェを散らす。シフォンケーキを添え、温めておいた仔羊のコンソメを皿に注ぐ。
メープルシロップの力強い風味とメープルビネガーの酸味のアクセントを仔羊のコンフィの中に閉じこめた。仔羊のコンフィは仔羊のコンソメスープとともにお召し上がりいただくと、カナダの大自然が育んだ香りが、レモングラスの風味とともに漂う。メープルシフォンケーキは、仔羊の脂、タイムと一緒に焼き上げ、塩をアクセントにして、メープルシュガーの甘味と香りを活かした。
“宝石のメープルトマト”フルーツトマトのさつま芋ムース利久寄せ
メープルホイップ添え
みちのく鴨のスモークといろとりどりの野菜たち ~中国料理とカナダ産メープルのマリアージュ~